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FBA納品代行とは?任せる作業・梱包準備の担当・外注前の確認項目

この記事を書いた人髙橋 優大株式会社ハシゴロジ 代表取締役

目次
  1. 01FBA納品代行で任せられる作業
  2. 02自社で続けるか、外注するか
  3. 03依頼前に決めておきたい5つのこと
  4. 04見積もりの見方
  5. 05よくある失敗と注意点
  6. 06ハシゴロジの3PLで対応できる範囲
  7. 07まとめ

FBA納品は、商品を登録して送るだけに見えて、ラベル貼り・梱包・納品プランの作成・送り状の貼付と、工程が多く、出荷のたびに手が取られる作業です。出品数や納品の回数が増えると、「外注したほうがいいのか」「どこまで任せるのか」が悩みどころになります。

FBA納品代行とは、Amazonのフルフィルメントセンターへ商品を送る前の作業(荷受け・検品・ラベル貼り・梱包・納品プランの作成・配送ラベルの貼付)を、外部の事業者に任せるサービスです。選ぶときは、①どこまでが料金に含まれるか、②課金の単位(1商品・1箱・月額)、③最低ロットや最低料金の有無、の3点をそろえて比べます。

この記事では、FBA納品の作業を代行に外注する前に決めておきたいことを、判断基準・確認項目・見積もりの見方の順に整理します。

FBA納品代行で任せられる作業

FBA納品代行と呼ばれるサービスで扱う作業は、おおむね次のとおりです。会社によって含まれる範囲が違うので、「何が料金に含まれ、何が別料金か」を最初に確認します。

工程作業の例確認したいこと
入荷・検品仕入先・メーカーからの荷受け、数量と状態の確認検品の基準、不良品が出たときの連絡方法
商品ラベル貼り商品ごとのバーコードラベルの貼付、既存バーコードの扱いラベルのデータを誰がどう渡すか
梱包商品の袋詰め・緩衝材・外箱への詰め合わせ梱包の仕様、資材の手配先
納品プランの作成セラーセントラルでの納品プラン作成、箱の情報入力代行側がアカウントを操作するのか、データだけ受け取るのか
送り状・配送ラベルの貼付納品先に合わせた配送ラベルの貼付と発送配送料の負担と、運送会社の選び方
保管納品までの一時保管保管料の算出方法と、保管できる期間

作業の細かい要件(ラベルの貼り方、箱の表示、梱包の条件)は、Amazonが決めており、変更されることもあります。最新の要件はセラーセントラルのヘルプと、納品プラン作成時の画面表示を正として確認してください。この記事では、要件の細部ではなく、外注の判断に必要なところに絞って説明します。

「誰が梱包準備をしますか」はAmazonに任せる方法もある

納品プランの作成では、商品ごとに梱包準備(袋詰めなど)を出品者が行うか、Amazonが行うかを選べる設定があります(FBA梱包準備サービス。対象の商品・条件があります)。Amazonに任せると、その分のFBA手数料がかかります。代行業者に外注する場合は、この設定を「出品者」にしたうえで、梱包準備まで代行先が済ませてから納品する形になります。

どちらが得かは、商品の種類と数量で変わります。Amazon側の手数料の金額と対象条件は変更されることがあるため、セラーセントラルの料金ページと納品プラン作成時の表示で最新の内容を確認し、代行先の見積もりと同じ単位にそろえて比べてください。

自社で続けるか、外注するか

次の表で、当てはまる項目が多いほど外注を検討する価値があります。

状況自社作業のまま外注を検討
納品の頻度月に数回まで毎週のように納品が発生する
作業にかかる時間担当者の負担が小さいラベル貼りと梱包で、本来の業務(仕入れ・販促)が止まる
置き場所自宅・事務所で足りる在庫と梱包資材で場所が足りない
ミスの影響ラベルの貼り間違いが少ないラベルの誤りで再作業や受領の遅れが出ている
在庫の管理手元で把握できる国内の販売在庫とFBAの在庫が分かれて合わなくなる

判断の目安は、作業時間を金額に置き換えて、代行の単価と比べることです。たとえば(仮の数字です)、1箱の準備に30分かかり、月に20箱納品するなら、月に10時間を作業に使っていることになります。この時間の価値と、代行の月額を並べて見ます。自社の時給の考え方は人それぞれなので、数字は自社の実態に置き換えてください。

個人事業主・小ロットでも頼めるか

個人事業主や、1回の納品が少量の場合でも使える代行はありますが、最低ロット・最低料金・月額の固定費の有無で、実際の負担は大きく変わります。納品が少ないうちは、1商品あたりの単価が安くても、最低料金が重くなることがあります。見積もりの段階で「1回あたり何個から受けるか」「最低料金はいくらか」を必ず聞いてください。個人事業主が発送を外注する損益分岐の考え方は、発送代行は個人事業主でも使える?で整理しています。

ハシゴロジの3PLは、1個から受け付けています(サービスページ掲載の内容)。

依頼前に決めておきたい5つのこと

1. 商品の持ち込み方

仕入先から代行先へ直送するのか、いったん自社に入れてから送るのか。直送なら、仕入先に代行先の住所・納品書の書き方・箱へのSKU表示を伝える必要があります。ここが曖昧だと、入荷した荷物が「何の商品か分からない」状態になります。

2. ラベルの情報を、誰がどう渡すか

ラベルはSKUごとに必要で、商品の数だけ種類があります。次の点を決めておきます。

  • ラベルのデータをこちらで出して渡すのか、代行側が出力するのか
  • 商品ごとに、貼る位置・既存バーコードを隠す必要があるかの指示
  • 梱包後の写真を残すか(トラブル時の確認用)

3. 数量が変わったときの対応

納品プランを作ったあと、検品で不良が見つかる、数量が合わない、といったことは起こります。数量の差異をいつ・誰に・どの方法で連絡するかを決めておくと、納品の遅れを防げます。

4. 納品の締め切りと、リードタイム

在庫切れを避けたい商品ほど、「入荷から納品までに何営業日かかるか」が重要です。繁忙期の前は混み合うので、納品したい日から逆算して、入荷の締め切りを決めるのが安全です。

5. 納品データの受け渡し

納品プランを誰が作るかで、アカウントの権限の渡し方が変わります。代行側にアカウントの操作を任せるなら、権限の範囲(閲覧のみか、納品プランの作成までか)を決めておきます。

見積もりの見方

FBA納品代行の料金は、課金の単位が会社によって異なります。1商品あたり、1箱あたり、月額のほか、入荷・保管・配送が別建てのこともあります。単価だけを並べると安く見えても、含まれる作業が違えば比べられません。

見るところ確認すること
課金の単位1商品か、1箱か、月額か。最低発注数や最低料金はあるか
含まれる作業入荷検品・ラベル貼り・梱包・送り状貼付のどこまでか
追加になる費用保管料、再梱包、返品・差異の対応、資材費
配送料納品先までの送料を誰が負担するか
商品単価との比率同じ代行料でも、商品が安いほど売上に占める割合が大きくなる

最後の行は、見落としやすいところです。たとえば(仮の数字です)代行料が1個あたり50円なら、販売価格2,000円の商品では2.5%、500円の商品では10%です。利益率が薄い商品ほど、代行料の比率が効きます。

よくある失敗と注意点

要件の変更に気づかない

ラベルや梱包の要件は変わることがあります。代行先が最新の要件に沿って作業しているか、要件が変わったときにどう知らせてもらえるかを確認しておきましょう。

受け入れ拒否や再作業の責任が曖昧

ラベルの不備で受領が遅れたとき、再作業の費用と時間を誰が持つのかを、依頼前に決めておきます。

国内の出荷と在庫が別々になる

FBAへの納品は、自社ECや他モールへの出荷とは別の動きです。同じ在庫から出す場合、FBAに送った数だけ手元の在庫が減るので、在庫の数え方を分けて管理しないと、売り越しの原因になります。物流の外注先を選ぶときの全体の見方は、3PLの見積もりの見方でも整理しています。

出荷が少ないうちから大きな契約をする

月の納品が少ないうちは、最低料金や月額が重くなります。切り替えの目安は、EC発送代行に切り替えるタイミングの考え方が参考になります。

ハシゴロジの3PLで対応できる範囲

ハシゴロジの3PL(物流代行)のサイトに掲載している内容のうち、FBA納品に関わる部分は次のとおりです。

  • モール指定倉庫への納品:Amazon FBAをはじめ、モールが指定する国内拠点への納品に対応します
  • ラベリング:JANなどのラベルの貼付・貼り替えに対応します
  • 入荷検品・梱包・ピッキング:数量と状態を確認し、商品に合わせた資材と詰め方で梱包します
  • 作業設計:既製メニューではなく、作業手順から一緒に設計します
  • 受付ロット:1個から受け付けています
  • システム連携:API・CSVで既存のカートや受注管理システムと接続します
  • 同じ在庫で国内ECも出荷:国内ECの出荷と、モールへの納品を同じ倉庫・同じ在庫で扱えます
  • 料金:出荷作業料は1出荷550円〜(税抜・60サイズの場合の目安)です。保管料と流通加工費は別で、個別にお見積りします。サイズ・作業内容・物量により変動します

FBA納品の作業の範囲や料金は、商品の種類・SKU数・納品の頻度によって変わります。商材・月間の納品回数・SKU数をお知らせいただければ、対応方法と概算をお伝えします。ご相談・お見積りは無料です。

まとめ

  • FBA納品は工程が多く、納品が増えるほど担当者の時間を使う。作業時間を金額に置き換えて、代行の単価と比べる
  • 外注の前に、商品の持ち込み方・ラベル情報の渡し方・差異の連絡・締め切り・データの受け渡しを決める
  • 見積もりは課金の単位と含まれる作業をそろえて比べ、商品単価に対する比率も見る
  • ラベル・梱包の要件は変わるので、最新の要件はセラーセントラルで確認し、変更時の連絡方法を取り決める

ハシゴロジの3PL(物流代行)は、Amazon FBAをはじめとするモール指定倉庫への納品に対応しています。FBA納品の外注を検討中の方は、見積依頼はこちらからご相談ください。

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