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Coupang(クーパン)の手数料はいくら?販売手数料の目安と利益の計算方法

この記事を書いた人髙橋 優大株式会社ハシゴロジ 代表取締役

目次
  1. 01Coupangの販売手数料の目安
  2. 02手数料以外にかかる費用
  3. 03利益の計算:仮の数字で試す
  4. 04手数料を踏まえた出品の進め方
  5. 05手数料でよくある失敗
  6. 06ハシゴロジで対応できる範囲
  7. 07よくある質問
  8. 08まとめ

Coupang(クーパン)への出店を検討するとき、最初に気になるのが手数料です。結論から言うと、入店費用は0円、販売手数料は4〜11%(税込)とされています。ただし、実際に自社の商品に何%かかるかはカテゴリによって決まり、時期によって変わることもあります。

この記事では、手数料の目安と出典、手数料以外にかかる費用、利益が残るかを出品前に確かめる計算方法を整理します。

Coupangの販売手数料の目安

中小企業基盤整備機構(中小機構)のEC活用支援ポータルサイト「ebiz」に掲載されているCoupangのサービス紹介では、次のように書かれています(出典:ebiz「Coupang Corp.」)。

項目掲載内容
入店費用0円
販売手数料4%〜11%(税込み)

幅があるのは、料率が商品のカテゴリごとに決まっているためです。同じ売上でも、カテゴリによって手元に残る金額は大きく変わります。

情報源によって数字が違う理由

ネットの解説記事を読むと、「4〜10.9%」「5〜15%」など、書かれている数字が揃っていません。考えられる理由は次のとおりです。

  • 調べた時期が違う(料率は改定されることがある)
  • 日本から越境で出店する場合と、韓国国内の出店者向けの情報が混ざっている
  • 税込か税抜かが書かれていない
  • 販売方法(マーケットプレイス、Coupangの物流サービスを使う場合など)によって条件が違う

そのため、自社の商品の料率は、出店手続きの際にCoupangのカテゴリ別の料率表で確認するのが確実です。ブログや解説記事の数字は、検討の入口の目安として使ってください。

手数料以外にかかる費用

「入店費用0円」「手数料○%」だけで利益は決まりません。実際には次のような費用が加わります。

費用内容確認のしかた
販売手数料売上に対して、カテゴリごとの料率でかかるカテゴリ別の料率表
国内の梱包・出荷費国内倉庫での保管、検品、梱包、出荷の作業費自社または委託先の料金表
国際送料日本から韓国への配送料。サイズと重さで変わる配送会社の見積もり
関税・税金韓国の小口輸入の免税基準を超えると発生するジェトロの解説
広告費立ち上げ期はレビューを集めるため、広告やクーポンを使うことが多い想定する広告予算
為替の差売上はウォン、仕入や経費は円。為替で手残りが変わる精算時のレート

韓国の関税の基準については、日本からCoupangで売る方法の記事で、150ドルの免税基準と個人通関固有符号をまとめています。

利益の計算:仮の数字で試す

利益は次の式で計算します。

利益 = 販売価格 -(商品原価 + 販売手数料 + 国内の梱包・出荷費 + 国際送料 + 関税・税金 + 広告費)

以下は、考え方を示すための仮の数字です。実際の料率や送料ではありません。

項目仮の金額(円換算)
販売価格3,000円
商品原価900円
販売手数料(仮に10%)300円
国内の梱包・出荷費200円
国際送料800円
関税・税金0円(免税基準以下の場合)
広告費300円
利益500円(約17%)

この例では、手数料の300円より、国際送料の800円のほうが大きな負担になっています。越境ECでは、手数料の率だけを見て判断すると、送料の影響を見落としやすいのです。

見落としやすい3つの点

  1. セール価格で計算し直す:クーポンやセールに参加すると、販売価格が下がります。通常価格では利益が出ても、セール価格では赤字になる商品があります。
  2. 手数料の対象になる金額を確認する:手数料が、商品代金だけにかかるのか、送料やクーポン適用後の金額にかかるのかで、手残りは変わります。出店前に確認してください。
  3. 返品・返金の費用を見込む:越境では、返品の送料が高くなることがあります。一定の割合で返品が出る前提で計算しておくと安全です。

手数料を踏まえた出品の進め方

手数料が高めのカテゴリや、送料の比率が高い軽くて安い商品は、利益が残りにくくなります。次の順で確認すると、無駄な出品を減らせます。

  1. 出品したい商品のカテゴリと、その料率を確認する
  2. 梱包サイズと重さで国際送料を見積もる
  3. 通常価格とセール価格の両方で、上の式に当てはめる
  4. 利益が残る商品から、数点に絞って出品する

売れ行きを見ながら、利益の出ない商品は価格や梱包を見直し、出品をやめる判断もしてください。

手数料でよくある失敗

  • 手数料の下限(4%)だけを見て始める:自社のカテゴリがもっと高い料率だと、計算が合わなくなります。
  • 送料を最後に見積もる:価格を決めたあとで送料が分かり、利益が残らないことがあります。
  • 為替を考えない:円安・円高で、同じ価格でも手残りが変わります。為替が動いても耐えられる余裕を持たせておきます。
  • 古い情報をもとにする:料率は変わることがあります。出店前に最新の情報で確認し直してください。

ハシゴロジで対応できる範囲

ハシゴロジの海外EC運用代行では、Coupangへの出店支援、商品ページの現地化、広告を含む運用、国内倉庫からの出荷までを、窓口ひとつでお引き受けします。送料・関税・手数料まで含めて利益が残る価格と出荷の形を設計するので、出品前の利益計算もご相談いただけます。費用は、対象のモールと国、商品数、代行する業務の範囲をうかがったうえで、個別にお見積りします。

越境ECの運用を外に任せるときの費用の考え方は、越境ECの運用代行はいくらかかる?で整理しています。

よくある質問

Coupangに出店するのに初期費用はかかりますか。

中小機構のポータルサイトには、入店費用0円と掲載されています。ただし、手数料以外に、国内の梱包・出荷費、国際送料、広告費などがかかります。

手数料は何%ですか。

中小機構のポータルサイトでは、4%〜11%(税込み)と掲載されています。実際の料率はカテゴリごとに決まり、変わることもあるため、出店手続きの際にカテゴリ別の料率を確認してください。

手数料を下げる方法はありますか。

料率はカテゴリで決まるため、出品者が自由に下げることはできません。利益を残すには、国際送料の見直し(梱包を小さくする)、利益の出る商品への絞り込み、広告費の調整が現実的です。

韓国国内の出店者と同じ手数料ですか。

日本から越境で出店する場合と、韓国国内の出店者向けの条件が同じとは限りません。国内向けの情報を調べるときは、前提が違う可能性に注意してください。

まとめ

  • 入店費用は0円、販売手数料は4〜11%(税込)とされているが、自社の商品の料率はカテゴリで決まり、出店前に確認が必要
  • 越境ECでは、手数料の率より国際送料や関税の影響が大きいことがある
  • 通常価格とセール価格の両方で、利益が残るかを出品前に計算する

利益設計から出店、運用、出荷までまとめて任せたい場合は、ハシゴロジの海外EC運用代行をご覧ください。ご相談はこちらからどうぞ。

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